弾き語りおやじの人生第二幕

のんびり第二の人生を歩んでます。

私のアコギ遍歴〜前編

私が12歳の頃は、いわゆるフォークソングの後期で、まもなくニューミュージックと呼ばれるジャンルに変わる時期でした。

そして、当時は、かぐや姫吉田拓郎井上陽水の3大ミュージシャンが人気を分けていました。

それぞれの音楽には特徴があって音楽的に被ることはなかったような気がしています。

そして、私は今で言う「かぐや姫」推しでした。

当時大ヒットした「神田川」を聴いて、体の中にビビッと電気が走り

これだ‼︎

とギターを始めました。

かぐや姫の3人の中でも時に正やん(伊勢正三)ファンで、当時、レコードをカセットに録音して擦り切れるまで聴きながらギターをコピーしたものでした。

 

私が最初に買ったアコギは、中古の無名のギターを3,000円で買い、指の先から血が出るくらい弾き倒しましたが、今から考えれば、めちゃくちゃ弾きづらかった記憶があります。

その2か月後くらいに、今はありませんが、モラレスとうメーカーの3万円くらいのギターを買いました。

3,000円のギターから乗り換えた時は

なんて弾きやすいギターなんだろう

と感動しました。

 

なんで中学生なのに当時3万円もするギターを買えたのかと言うと、私は中学生の頃、新聞配達のアルバイトをしており、バイト代を貯めて買いました。

このモラレスのアコギは2年半以上弾いており、私のアコギの土台はモラレスのギターで作られたと言っても過言ではありません。

 

3台目のアコギは、中学3年の正月

バイト代もかなり溜まり、そろそろ次のギターが欲しいなと思い、札幌の狸小路にあった「キクヤ楽器」と言う楽器店を覗きに行った時、

見事、最初の記事に載せた

S.yairiのYD-304



に一目惚れしてしまいました。

貯金の範囲で買えることもあり、その日のうちに連れて帰りました。

このアコギは、知る人ぞ知る、井上陽水が初期の頃に弾いていたギターです。

陽水ファンでない私がなぜ、陽水のギターを買ったのかと言う突っ込みはなしにしましょう。

 

そして、このギターの後は、40歳代中盤になるまでメインで弾き続けました。

 

後編につづく…