弾き語りおやじの人生第二幕

のんびり第二の人生を歩んでます。

マウスピースで泥沼にハマる

アルトサックスを始めてまもなく2か月になります。

色々と情報を集めると、マウスピースは、出来れば付属品とは別のものを購入して使った方が良いと言うのを見たので、先生に相談すると

それでは、今度のレッスンの後に、マウスピースを試奏しましょう。

とのことでした。

 

2月5日レッスンのあと

初心者でも使えると評判のマウスピースとして

セルマーS80C☆

〜(ワンスターと言うらしい)

同じセルマーS90-180

メイヤー5MM

の3本がちょうど在庫されていたので試奏させてもらいました。

 

まずはC☆から…

一吹きで、これは吹きやすい!と感じられ初心者の私でもスムーズに音を出すことができました。

いったい今までの付属品のマウスピースはなんだったんだろうと思うほどです。

 

続いて、S90-180です。

C☆ほどではありませんが.まずまずの吹きやすさでした。

 

最後に5MMです。

S90と同じくらいの感触でした。

 

ここで先生から、

もしクラッシックをやるならばセルマーがいいし、ジャズ・ポップスをやるならばメイヤーがいいです。

とアドバイスをもらいます。

そして、先生は、もともとクラッシックをやっていて、大学を卒業後、ジャズ用のマウスピースに変えたところ音を出すのに苦労されたそうです。

そして、もしジャズ・ポップスをやるのならば、今のうちからジャズ用のマウスピースに慣れた方が良いというお話をされてました。

 

私は、クラッシックは全くやるつもりはなく、将来的にはジャズを吹いてみたいと思っているので、結局、メイヤーのマウスピースにしました。

そしてついでにリガチャーもウッドストーンのリガチャーに決めました。

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先生からは、リードもマウスピースに合わせた方がいいよといわれたのですが、それまで使っていたバンドレンのトラディショナルが新品で1箱あったので、とりあえずは、そのまま同じリードを使うことにしました。

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さて、帰宅して早速、新しいマウスピースに今までのリードを装着して吹いてみると

…?

音が出ません(ToT)

 

実は、数日前に色々なリードを試してみようと思い、たまたま先生がおすすめのリードを1本買っていて、マウスピースの試奏の時もそのリードを使ってました。

それで、直ぐにリードを変えて見ると、なんとか音が出ました。

が、試走の時は気づきませんでしたが、やっぱり今までのマウスピースとは吹いている時の感触が違い、なかなか思うような音を出すことができないのです。

とにかく、ピー連発です。

 

いずれにしても、リードは、ジャズ用のものでなければ、どうにもこうにもならないので、未開封のリードがありましたが、泣く泣く同じバンドレンJAVAと言うリードを購入しました。

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さて、この日からどうしたらこのマウスピースでちゃんと音が出せるのかと試行錯誤の連続で、日々進化はしているものの、この1週間ほど泥沼にハマってます。

アルトサックス購入記〜後半

私は、現在62歳です。

この年齢から新しい楽器を始めて、人に聴かせるくらいのレベルになるにはどのくらいの期間が必要なのだろう…

と考えると、アコギのように12歳から独学でひたすら好きなアーティストの耳コピをしながら覚えるは、この年齢では無理

私がアルトサックスを購入した楽器店では、音楽レッスンもやっていたため、アルトサックスのレッスンを受けて効率良く覚えることも決めていました。

 

さて、3モデルが揃ったと連絡が入り、いざ楽器店へ

3モデルをそれぞ聴き比べ…

そうです、私はアルトサックスなんか演奏出来ないので、自分で吹いて音は聴けません^^;

なので、サックスの講師の方に演奏してもらい3モデルの音を聴き比べました。

うん〜、それぞれ特徴のある音ですが、一体どのモデルがいいんだろう。

正直、迷ってしまいました。

こうなったら最後の手段を発動し

先生ならこの3モデルの中から買うとしたらどのモデルにしますか?

と先生に丸投げしちゃいました。

 

そのくらい、どのモデルも拮抗してました。

 

すると先生は、

私ならYAS-62LSEにします。

と言われたので、元々は、そのアルトサックスにするつもりでしたので、すかさず

そしたら、それを買います。

と即決しました。

なんでもYANAGISAWAは、少し吹奏感が軽いと言うことで、最初に買うなら少し抵抗感があった方が良いとのことでした。

それと、購入選定を兼ねて体験レッスンを受けて、その時にYANAGISAWAを触ってみたのですが、私は手が少し小さく、下のCのキーがYAMAHAと比べて遠くて押しづらいことも理由でした。

 

そんなことで、めでたくマイ・アルトサックスが決まりました。

 

ところで、私が購入したのは昨年の12月中旬ですが、今年に入って、このモデルが5万円くらい値上がりしました.

やっぱり、欲しいものは欲しい時が買い時なんですね。

迷って年を越したらと考えるとゾッとしました。

 

さて、アルトサックスと一緒に

リード

手入れ道具

ストラップ(これが意外と高い!)

も購入し、いよいよ私のアルトサックス奮闘記が始まることになりました。

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体験レッスンの時は、初めてアルトサックスを吹いたのに意外と簡単に音が鳴り

俺って才能ある?

と思いましたが、今から考えるとそれは単に音が鳴っただけの話しで、そんな簡単な甘い話ではない、ただの勘違い野郎の私でした。

当然のことですが…

 

これからは、備忘録代わりにレッスン日記なんかも書いていこうと思っています。

 

当面の目標は、自分のアコギとのコラボレーションです。

いつになるか分かりませんが、動画なんかも公開したいと思ってます。

 

アルトサックス購入記〜前半

昨年の11月某日、アルトサックスが欲しいなと、立ち寄った某楽器店

店員さんに

「アルトサックスを始めたいんですが、どれがおすすめですか」

と唐突にたずねました。

 

事前のネット調査では

少なくても10万円以上のサックスを買いましょう。

メーカーは、

YAMAHA

YANAGISAWA

SELMER

がサックスの3大メーカーとされていて、このメーカーの製品から選ぶと良い。

と言うのが大方の意見でした。

 

なるほど10万円以上で、このメーカー…

YANAGISAWA

SELMER

は、高い!

 

結局、心の中では、YAMAHAの10万円代のアルトサックスと決めていました。

 

しかし店員さんは、いきなり

中学・高校の吹奏楽では、これが基準となっています。

YAMAHAのYAS-62

を指しました。

なるほど、中高生の吹奏楽はこのサックスで始めるのか…

えっ!約33万円…

こんな高価な楽器を持たせるのか!

正直驚きました。

 

つまり、この機種が中高生のアルトサックスのスタンダードモデルだと言うことですよね。

 

ここで、私はアコギに置き換えて考えてみました。

アコギは、あるレベル以上のものになれば演奏しやすく、練習もスムーズになり上達も早くなると思っています。

 

そうか、やっぱりこの年齢から始めるなら、スタンダードモデル以上のサックスでなければダメかな

と思い始めました。

 

アコギのスタンダードモデルと言われているは

Martin D-28

Gibson J-45

で、最近、D-28はめちゃくちゃ高くなっていますが、J-45が30万円くらいですから、なるほど納得しました。

 

それにしても33万円か…高い

その日は、とりあえず感触だけ掴み帰路へ

 

とりあえず、10万円代ならなんとかヘソクリで買えると思っていましたが、30万円以上となると無理か…

と考えている時、フッと思いついたのが、最近、めっきり出番の無くなったOOO-28を売って15〜6万になったらヘソクリと合わせて買えるかもと考えたのです。

 

善は急げで、早速、OOO-28を買取見積もりに出したら

えっ!

と思うくらいの、びっくりする値段を付けてもらって、直ぐに買い取って貰うことにしました。

 

そして、33万円の予算なら

YANAGISAWAのWO2

同じYAMAHAのYAS-62をベースに島村楽器がカスタマイズした限定モデルYAS-62LSE

も候補に上がりました。

 

そして、購入資金の準備できたので、いざ再び楽器店へ行きました。

自分の中では限定モデルに決まっていたので、店員さんに

YAS-62LSEが欲しいのですが

と尋ねると、店員さんは

残念ですが、YAS-62LSEは、今、在庫切れです。

もしかしたら、他の店舗に在庫があるかもしれないので探してみます。

とのことでした。

 

ところで、その楽器店にはYANAGISAWAのWO2が展示されていたので、どうせならと思い

YAMAHA YAS-62

YAMAHA YAS-62LSE

 YANAGISAWA WO2

の3モデルの音を聴いて一番気に入ったモデルを買うことにしました。

 

後日、YAS-62LSEが見つかったと連絡が入り、いよいよ購入最終段階に入りました。

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後半へ続く…

私のアコギ遍歴〜後編

私の年代のアコギ小僧の夢として

いつかはMartin

いつかはGibson

があったと思います。

例に漏れず、私も

いつかはMartin

と言う夢がありました。

 

40代の中頃、いつも通っていま楽器屋に行くと当然のことながら、Martinのアコギがギターの陳列の中で王者のような品格で鎮座しているわけです。

私の頭の中には常に

Martinなんて高級ギターは、私には高嶺の花

と言う固定概念があって、買うと言う気持ちすら湧いてきませんでした。

そんな時、楽器店の店員さんから

Martinどうですか?

と勧めれられたのです。

私は、ムリムリと思いながら、何気なく値札を見ると

ん?、もしかしてこのくらいの値段だったら、長期ローンを組めば月々の小遣いで買えるかも

と、突然、希望の光が見えてきたのです。

と言うのも、当時購入した

Martin D-28

は、今の値段の約半額で購入できたからです。

それにしても、今、アコギの値段が信じられないくらい高騰してますね。

そんなとこで、4代目のアコギは、

Martin D-28

です。

 

50代になり2年ほど東京に出向して暮らしていましたが、休みとなれば当然、楽器の聖地である御茶ノ水に入り浸りでした。

ちょうどこの頃、ドレッドノートではなく、小ぶりギターが欲しいなと思い始めた頃で、例に漏れず、御茶ノ水で5代目の

Martin OOO-28

を買ってしまいました。

この勢いは、止まらず、その後、6代目に

Gibson J-45

とまたアコギ沼が広がってしまいました。

恐るべし御茶ノ水

 

ただ、さすがにJ-45の時は、

S.yairi YD-304

Martin D-28

Martin OOO-28

と3本持っていたことから、手持ちのD-28を下取りに出して買いました。

これが後の新たなギターへの布石となったのです。

 

東京から北海道へ帰ってきた頃、手放したD-28のローズのドレッドノートの音が欲しくなりました。

J-45もドレッドノートですが、材がマホガニーなので、ローズ独特のダークな音とは違い明るめのジャキジャキした音なんです。

まして同じローズでもオードトリアムのOOO-28では、ドレッドノートの音が出せるわけもなく、どうしてもローズのドレッドノートが欲しくて、中古ですが、7代目

Martin D-41

を買ってしまいました。

そんなことで、つい最近まで、アコギは、

S.yairi YD-304

Martin OOO-28

Gibson J-45

Martin D-41

と4本のアコギを所有していました。

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最近までと言うのは、実は、昨年の12月アルトサックスを買う時に、購入資金を捻出するために、いつの間にか使用頻度が低くなってしまい、弾かないで寝かせておくのは可哀想だと思い

Martin OOO-28

を買取に出したのです。

このOOO-28は、10年くらい前に買ったのですが、なんと当時の購入金額に近い値段で買い取ってもらいました。

本当にギターの値段が高騰しているんだなと実感しました。

 

ざっと私のアコギ遍歴について書いてみました。

今、振り返ると12歳で初めて買った無名のアコギから52歳の時のD41まで実に7本のアコギを買いました。

 

そして今、心の片隅にある人生最後に買うとしたら…と思っているアコギは…

いや、やめておきましょう。

私のアコギ遍歴〜前編

私が12歳の頃は、いわゆるフォークソングの後期で、まもなくニューミュージックと呼ばれるジャンルに変わる時期でした。

そして、当時は、かぐや姫吉田拓郎井上陽水の3大ミュージシャンが人気を分けていました。

それぞれの音楽には特徴があって音楽的に被ることはなかったような気がしています。

そして、私は今で言う「かぐや姫」推しでした。

当時大ヒットした「神田川」を聴いて、体の中にビビッと電気が走り

これだ‼︎

とギターを始めました。

かぐや姫の3人の中でも時に正やん(伊勢正三)ファンで、当時、レコードをカセットに録音して擦り切れるまで聴きながらギターをコピーしたものでした。

 

私が最初に買ったアコギは、中古の無名のギターを3,000円で買い、指の先から血が出るくらい弾き倒しましたが、今から考えれば、めちゃくちゃ弾きづらかった記憶があります。

その2か月後くらいに、今はありませんが、モラレスとうメーカーの3万円くらいのギターを買いました。

3,000円のギターから乗り換えた時は

なんて弾きやすいギターなんだろう

と感動しました。

 

なんで中学生なのに当時3万円もするギターを買えたのかと言うと、私は中学生の頃、新聞配達のアルバイトをしており、バイト代を貯めて買いました。

このモラレスのアコギは2年半以上弾いており、私のアコギの土台はモラレスのギターで作られたと言っても過言ではありません。

 

3台目のアコギは、中学3年の正月

バイト代もかなり溜まり、そろそろ次のギターが欲しいなと思い、札幌の狸小路にあった「キクヤ楽器」と言う楽器店を覗きに行った時、

見事、最初の記事に載せた

S.yairiのYD-304



に一目惚れしてしまいました。

貯金の範囲で買えることもあり、その日のうちに連れて帰りました。

このアコギは、知る人ぞ知る、井上陽水が初期の頃に弾いていたギターです。

陽水ファンでない私がなぜ、陽水のギターを買ったのかと言う突っ込みはなしにしましょう。

 

そして、このギターの後は、40歳代中盤になるまでメインで弾き続けました。

 

後編につづく…

 

 

 

ギター小僧がサックスを始めました。

 

私は幾つになってもギターを抱えると、10代の頃のワクワクした気分になります。

いわゆる、熟年ギター小僧です。

 

さて、そんな生粋のギター小僧が、何を考えたか、2か月前の2022年12月にアルトサックスを買ってしまいました。

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サックスは、昔から吹いてみたいと思っていましたが、そのスイッチが60歳をとうに過ぎてから入るとは、思ってもいませんでした。

 

なぜ?って、ギターと同じくらい、カッコいいからです。

幾つになってもカッコいいものに憧れちゃいますね。

 

サックスを購入した機種やいきさつは後ほど書きたいと思います。

 

 

一番古い相棒

よく悔いのない人生だったって言われる方がいますが、どうしたら悔いの残らない人生が送れるのかな…と考えている間も、どんどん人生の時計が進んでいきます。

どうしたら止められるのだろう…いや止めてはいけないですよね^^;

 

さて、私は13歳でアコギを始めて、まもなく50年なります。

最近は、始めたばかりのアルトサックスの練習に時間を割いて、なかなか弾けてませんが、そう思っているということは、私の頭の中の片隅には常にアコギがあるってことだと思います。

アコギの音が本当に好きなんです。

syairiのYD-304です。

私が購入した3本目のアコギで、中学3年の1月(1976年1月)にバイトして貯めたお金で購入しました。

当時は8万円でした。

現在所有している一番古い相棒です。

もう47年の付き合いになりました。

青春時代を共に過ごしてきた大切な相棒の紹介でした。